Bobのポラロイド

Bob’s Polaroid Worksへようこそ!
Bobです!
4回目のポストは期限切れのポラロイドフィルムについて書きたいと思います!
それでは楽しんでいきましょう!
Thank you for visiting my “Bob’s Polaroid Works”!
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目次
- ポラロイドフィルムの期限について
- 期限切れポラロイドフィルムを購入するメリット・デメリット
- 期限切れポラロイドフィルムの作例
- まとめ
ポラロイドフィルムの期限について
ポラロイドフィルムは、撮ってすぐに写真を現像するために、あの長方形のフィルムの中にたくさんの科学が詰まっています!
フィルムの下側の広い空白部分は、感光したフィルムに色を出すための薬剤のペーストが詰まっていて、撮影するとその薬剤がカメラのローラーによって、均等にフィルムの感光する部分と、フィルム表面のプラスチックシールドの間に隙間なく広げられる仕組みになっています!
撮影前のポラロイドフィルムを取り出すと、薬剤のパック部分は、既に撮影されたフィルムに比べると膨らんでいて、膨らんでいる部分を押すとペーストが、フィルムの写真部分へと広がっていきます!
35mmフィルムなどもそうですが、撮影した像を残すために必要な化学物質は時間の経過とともに劣化し、ベストな状態での撮影が難しくなるため、撮影用フィルムには多くの場合、使用期限がメーカー側から設定されています。
ポラロイドフィルムも例外ではなく、現在Polaroidブランドで販売されているポラロイドフィルムも製造年月から1年間がメーカー側が推奨する使用期間になっています!
旧ポラロイド社(2008年以前までフィルムを製造していたオリジナルのフィルム)では、箱に使用期限を記載していましたが(Use Before/有効期限の記載)、旧ポラロイド社がフィルム製造を終了したあとImpossible社がその製造を引き継いだ製品からは、箱には製造年月が刻印されるようになりました。(Production Date/製造日の記載)
基本的には、期限内であれば問題なく撮影ができるポラロイドフィルムですが、高温下や氷点下での保管をすると、ペーストの劣化につながり、うまく撮影ができなくなる場合がありますので、長期間保管をされる場合は、冷蔵庫や、保冷庫など低音で一定の温度で保管できる場所を選択しましょう!
期限切れポラロイドフィルムを購入するメリット・デメリット
期限切れのポラロイドフィルムを購入するには、もちろん良い点もたくさんありますが、注意しなければいけない点もあります。
簡単にここで、リスト形式でそのメリットとデメリットをご紹介したいと思います!
メリット
- 多くの場合新品のフィルム(有効期限内のフィルム)よりも安く手に入れることができる
- 旧ポラロイド社製のフィルムでは、今のフィルムにはない色のコントラストや、色の幅を撮影できる
- Impossible社製のフィルムは、試行錯誤の結果ではあるが、残っていなかったポラロイドの特許を使用せず独自開発したテクノロジーで、今のフィルムにはない色感を表現できる
- 特に古いフィルムでは撮影できた時の嬉しさがある
- etc…
デメリット
- 保管状態や期間によっては、経年劣化で薬剤がフィルムに広がらず、シャッターが切れても、現像されない時がある
- そもそもフィルム内蔵バッテリーの劣化で(i-Typeカメラでの使用を除く)シャッターが切れない
- 新しいフィルムより色のコントラストが薄かったり、色が淡く写ることがある
- etc…
-新品よりも安く手に入れられることがある

現在新品のポラロイドSX-70フィルムや600フィルムは、ビックカメラ等の大手販売店での税込価格は2,750円(JPY/25USD)ですが、中古市場では1本あたり最も低い場合で1000円(JPY/10USD)以下で購入することができます!
-現在販売されているフィルムにはない色感で撮影できる
現在販売されているポラロイドフィルム、Impossibleブランド時代のフィルム、Polaroid Originals時代のフィルム、旧ポラロイド社製フィルム、それぞれ撮影した際の色彩が異なってきます。
また、有効期限が切れたフィルム独特の淡い色彩も期限切れフィルムを楽しめる要素の一つです!
-撮影できた時に嬉しい!
デメリットのにつながる部分ではありますが、状態によっては期限切れフィルムは撮影ができない時もあるため、現像され像が見えた時の嬉しさはひとしおです!
-撮影できなかったり、現像されないことも多い
冒頭でも述べた通り、ポラロイドのフィルムの現像に必要な薬剤は、経年により劣化し、シャッターが切れても、薬剤が乾燥していて現像できていなかったり、内蔵されたバッテリーの劣化が原因で、ポラロイドカメラが撮影に必要な電源を確保できず、シャッターが切れなかったりすることが多々あります、、
ポラロイドのフィルムは、他の写真のフィルムやデジタル撮影に比べると、ランニングコストがかかる場合も多いですので、その点は撮影できなかった時に少し悲しく感じる点です。。。(涙)
期限切れポラロイドフィルムの作例
ここからは、私Bobが期限切れのポラロイドフィルムを使って撮影した、作例を紹介したいと思います。
*全ての作品の著作権はBobs Polaroid Worksに帰属します
画像の無断使用等はお控えください。

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (常温保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model With Mint Flash Bar2 / +/-0
有効期限:11/2006
撮影日:3/26/2021

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (冷蔵保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model / -1
有効期限:12/2006
撮影日:3/31/2021

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (冷蔵保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model / +/-0
有効期限:12/2006
撮影日:3/31/2021

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (冷蔵保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model -1
有効期限:12/2006
撮影日:3/31/2021

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (冷蔵保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model / +/-0
有効期限:12/2006
撮影日:3/31/2021

フィルム:旧ポラロイド SX-70 カラーフィルム (冷蔵保存)
カメラ:Polaroid SX-70 Land Camera First Model / +1
有効期限:12/2006
撮影日:4/1/2021
まとめ
期限切れのポラロイドフィルムの購入や使用は、メリットやデメリットがはっきりしていますが、一度挑戦してみると、意外な発見があるかもしれません!
私がポラロイドでの撮影を始めた時には、Impossibleのフィルムや、ポラロイドのフィルムが製造中止になる前のフィルムは、新品で手に入れることが難しい状況でしたし、当時撮影されていた方のブログや、動画等を拝見すると、写り方もかなり違いがあるという意見が多くありましたので、ずっと、旧ポラロイドのフィルムやImpossibleのフィルムでの撮影を行ってみたかったのですが、今年そのような機会に恵まれ、非常に楽しく撮影をしております!
期限切れフィルムでの撮影、皆さんもきっと楽しんでしていただけるかと思いますので、ぜひ挑戦してみてください!
この記事の内容や、作品についてコメントや質問などありましたら、お気軽に残していってください!
またコンタクトのページからメールでのお問い合わせも可能ですので、ご活用いただけましたら幸いです!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
それでは、皆様にまたお会いできることを楽しみにお待ちしております!
駄文・長文失礼いたしました!
Bob
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