
Bob’s Polaroid Worksへようこそ!
Bobです!
19回目のポストは、当ブログでは珍しく、600シリーズのカメラである「Polaroid 636 Close Up」についてご紹介したいと思います!
それでは楽しんでいきましょう!
Thank you for visiting “Bob’s Polaroid Works!”
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目次
- はじめに
- Polaroid 636 Close Up について
- Polaroid Close Up 636カメラの各部紹介
- 撮影の流れ
- まとめ
はじめに
改めまして皆さんこんにちは。
Bob’s Polaroid WorksのBobです!
2023年最初のブログとなりますが、今回は先頭にて書いた通りポラロイド 636クローズアップカメラについてご紹介したいと思います。
私はメインはSX-70シリーズを使用しておりますが、コレクションにジャンクで購入した600シリーズのカメラがあり、その中には636クローズアップもあります。
まずこちらのカメラは、SX-70シリーズとはまた異なる高感度タイプの600フィルムを使用するカメラシリーズの1台で、より暗い場所での撮影がしやすくなるなど、より手軽にポラロイドを楽しめるカメラシリーズです。
600シリーズのカメラは、80年台から00年台にかけて、さまざまなモデルは発売されていました。
そんなPolaroid 636 Close Upの詳細をご紹介できればと思います!

Polaroid 636 Close Up について
Polaroid 636 Close Upは1992年から1993年にワールドワイドで発売されたボックスタイプのポラロイドカメラとなります。
ボックスタイプのため、フラッシュユニットと一体になっているカバーをあけるだけで、自動的にカメラがオン、撮影を行うことが可能となっています。
フィルムは高感度の600フィルムを使用するほか、フラッシュを搭載しているので、撮影状況を問わずに高い品質での撮影が可能となっています。
外観はグレーのプラスチックボディとなっており、背面にはストラップが標準装備となっています。
カメラ性能としては、レンズの最大絞りはf/11となっており、クロースアップかパンフォーカスの二つの焦点距離を選択できます。
撮影時は、カメラが自動で明るさを検知しシャッタスピードを調整するため、撮影者はシャッタボタンを押すだけでベストな露出を得ることが可能です。
また状況に合わせて、明暗メーターを操作し、写真の明るさを調整することも可能となっています。
Polaroid 636 Close Upのスペック
モデル名:Polaroid 636 Close Up
レンズ:焦点距離116mm 最大絞り値 f/11
シャッタースピード:1/200 から1/4秒
ストロボ:一体型フラッシュユニット
使用フィルム:Polaroid 600フィルム
自動露出機能、接写レンズ、急速フラッシュ充電など
Polaroid Close Up 636カメラの各部紹介
カメラ正面

①シャッターボタン
Polaroid 636 Close Upカメラのシャッターボタンは2段階になっており、押す場所によってフラッシュの発光を制御することができます。
一番前に出ている黒いツマミごと押すと「フラッシュ発光」、カメラ本体側の覆いのようなスイッチを押すと「フラッシュなし」で撮影することができます。
またカメラを開いた状態で放置した際に、フラッシュの充電再開を行う際は、黒いツマミのスイッチを半押しすることで再開できます。
②フィルム挿入口開閉止金(フロントドア止金)
フィルムを入れ替えるために使用するスイッチになります。
シャッタボタンの下側についていて、フィルム挿入口(フロントドア)を開けるときは、ツマミを手前(カメラの正面側)に引くと開きます。

③フィルム挿入口(フロントドア)
フィルムの入れ替え時に開閉します。
開閉は②の止金で操作することができます。
開けると、フィルムの薬剤を展げるためのローラーがついていますので、フィルムの薬剤で白く汚れている場合などは綿棒などで清掃します。
④フィルム排出口
撮影したフィルムは、ここから排出されます。
撮影時に、ここを押さえてしまわないように気を付けましょう。
フィルムシェードが装備されていますので、撮影したフィルムは排出時に黒いフィルムのシェードに守られて出てきます。
⑤近接撮影用レバー(Close Upレンズ)
撮影するメインの被写体が、レンズから60cmから1.2mの間にあるときは、レバーを左にスライドしてClose Upレンズ(接写レンズ)を使用します。
被写体が1.2mより遠い場合は、初期位置の右側のまま撮影します。
⑥明暗コントロール
Polaroid 636 Close Upでは、自動で露出を決定しますが、明暗コントロールのレバーを操作することで、仕上がりを明るめ(シャッタースピードを遅く)、仕上がりを暗く(シャッタースピードを速く)することができます。
左の黒色矢印側に設定すると暗く、右の白色矢印側に設定すると明るく撮影することができます。
⑦フォトセル(露出計)
この小さな四角部分には、光の量を検出するセンサーが存在しており、この情報をもとにカメラが自動でシャッタースピードを調整します。
隠してしまうと、正しい露出が得られませんので、撮影時は注意しましょう。
⑧ファインダー
撮影時に覗く側のレンズです。
⑨撮影レンズ
フィルムに写る光はこのレンズから取り込まれます。
⑤のClose Upレンズをスライドすると、撮影レンズの上にもう一枚レンズが設置されます。
⑩フラッシュユニット
撮影時にしようするフラッシュが一体になったユニット部分です。
カメラのオンオフはこのフラッシュユニットの収納状況で操作が可能です。
背面右側に小さな緑色のランプが付いていますが、こちらでフラッシュの準備状況が確認できます。
カメラ背面

①ファインダー
撮影時はここから覗いて、構図を考えます。
撮影用のレンズに比べると少々オフセットされていますので、構図を決定する際は考慮すると良いでしょう。
②フィルムカウンター
この小さな窓に表示されいる数は、残りのフィルム数を表示しています。
新しいフィルムを挿入するとカウントは10に戻ります。
なお現在販売されているフィルムは、8枚1セットとなりますので、残り3枚まで撮影が可能で、残り2枚以降はシャッターは動作しますが撮影はできません。

③フラッシュインジケーター
こちらの緑色のランプは、フラッシュの準備状況を示しています。
撮影準備ができると、インジケーターは点灯します。
④ストラップ
カメラストラップは、カメラに埋め込みでついています。
撮影の流れ
- フィルムをロードする
フロントドアを開けて、フィルムを補充します。
Polaroid 636 Close Upでは、フィルムはバッテリー内蔵で高感度のPolaroid 600のフィルムを使用します。
フィルムは一番上にダークスライドがありますので、こちらは取り外さずそのまま装着してください。
フィルムを奥まで挿れ、フロントドアを閉じると自動的にダークスライドが出てきて、背面側のフィルムカウンターが10枚に戻ります。(*現在のポラロイドフィルムは8枚1セットなので撮影できるのは残数3まで。)
2. フラッシュユニットを展開しフラッシュの充電が完了するのを待つ
本体上側にある、フラッシュユニットを上げると自動的にカメラの電源が入り、フラッシュの充電を開始します。
本体上にある緑の小さなランプが光ったら撮影準備完了です。

3. 撮影
ファインダーを覗いて、構図を決めます。実際に撮影するレンズより少々左からの視点になるので、どうしても写したいものがあるときは、この誤差に注意します。
メインで撮影したいものが決まったら、距離が近い場合は、CloseUpレンズを動かし近いピントに設定します。
また、環境光や希望の仕上がりに合わせて明暗レベルも調整します。
撮影の準備が整いましたので、シャッターボタンを押して撮影します。
4. 現像
シャッターが切り終わると、自動でフィルムが排出されます。この世代のカメラでは既にフィルムシェードが装着されているので、フィルムの上は黒フィルムに守られています。
念の為5〜10秒ほど置いてから、シェードを外しフィルムを取ります。
現在のポラロイドフィルムの場合、カラーフィルムは15分程度、白黒のB&Wフィルムは5〜10分程度で現像は完了します。(ただし外気温により左右されます。)
5. 撮影終了
撮影が終わったら、フラッシュユニットを畳むことでカメラの電源が落ちます。
少々硬いですが、慣れてくればスムーズに閉じることが可能です。
またフラッシュユニットを畳まなくても、一定時間が経過するとフラッシュの電源が落ちオフの状態に自動で戻ります。
開いた状態でオフになっていた場合は、シャッターボタンを半押しすると再度オンになり、フラッシュの充電が開始されます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
Polaroid 636 Close Upは、比較的新しいカメラで自動露出かつ、フラッシュ付き、高感度フィルム使用で、ピント調整も2段階のみなので非常に簡単に撮影ができかかと思います。
フリマサイトや、入荷していればホビーオフなどリサイクルショップで比較的容易に入手でき、価格も高くないカメラですので、初めてのヴィンテージポラロイドカメラとして、またはサブ機としてご活用してみてはいかがでしょうか?
SX-70のような複雑なシャッター機構などもないため故障も個人的には少ないと思っています。
室内での家族写真や、ペットの撮影などさまざまなシーンで活用いただけると幸いです。
何か機能などに関してご質問がございましたらお気軽にコメントなどしていただければと思います!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
こちらのブログでは、ポラロイド関連のお役立ち記事や、ティップス、最新の情報等を投稿していきます!
是非楽しみにしていただけましたら、幸いです!
Bye!
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