鎌倉ナイトウォーク


江ノ島電鉄 鎌倉高校前駅にて (iPhone 13 Proで撮影)


Bob’s Polaroid Worksへようこそ!

Bobです!

20回目のポストは、2023年の1月に神奈川県の鎌倉で夜ポラロイドフォトウォークをしてきましたので、作品をご紹介します。

ぜひ、夜独特の雰囲気を楽しんでいただければと思います!

それでは楽しんでいきましょう!


Thank you for visiting my “Bob’s Polaroid Works”!


This website is written in both English and Japanese. Posts will be updated separately. You can use google translate added to this website if English or your language is not available! Google Translate is at the bottom of this page! Thanks!


もくじ

  1. 鎌倉について
  2. 夜ポラロイドについて
  3. 使用カメラについて
  4. 撮影結果
  5. まとめ


鎌倉について

神奈川県の南部、相模湾を望む湘南地区にある鎌倉市、源頼朝の時代から栄える古都でもある鎌倉市です。

鶴岡八幡宮や、小町通り、鎌倉駅がある中心のエリアから、ビーチやおしゃれなお店が紛れる住宅地が広がる材木座、大仏や紫陽花が有名な長谷寺がある長谷エリア、落ち着いた雰囲気の住宅が広がりビーチもある、稲村ヶ崎・極楽寺エリアなど、市内全体で楽しむことができる全国的にも有名な観光地です。

古い街並みが多く残る場所でもありますので、非日常をカメラを持って一日中過ごすことができます。

今回のナイトフォトウォークは、そんな鎌倉の中心地にある鎌倉駅周辺を日没後に行ってきました。

使用したカメラは、日本では2016年から販売されていた、Impossible ProjectのポラロイドカメラであるImpossible I-1です。

普段は、SX-70ばかり撮影しておりますが、昨年(2022年)12月に東京・日暮里にある三葉堂寫眞機店で行われていた個展を主催されておりました、ポラロイドのプロ写真家であるNakai Akio氏に感化されて、高感度フィルムで露出をしっかりと計算した夜のポラロイド撮影を行うため、手持ちのカメラの中でマニュアル撮影が可能なImpossible I-1を持ち出すことにしました。


夜ポラロイドについて

これは私が勝手に呼んでいるだけなのですが、夜の街中をポラロイドで撮影すると、独特の雰囲気を持った写真となるので夜ポラロイドと呼んでいます。

私は普段夜ポラロイドを撮影する場合は、SX-70フィルムにNDフィルターを装着して、SX-70カメラで長時間露光を行っています。(ちなみに長時間露光の撮影はこちらのブログ

今回は趣向を変えて、高感度フィルムを使用して、正しい露出にて撮影することを目標に夜ポラロイドの撮影を行うことにしました。

というのも、同じく夜のポラロイド撮影を多く行われているNakai Akio氏の撮影スタイルをご教示いただく機会があり、参考にさせていただいた次第でした。

Nakai氏は、最新のPolaroid Now+を使用されておりましたが、私の手元にはPolaroid Appを使用してマニュアル撮影できるカメラがなかったので、同様にマニュアル撮影が可能なI-1を選びました。


使用カメラについて

上にも書きましたが、今回使用したカメラは2016年にポラロイドフィルムの生産を引き継いだ、Impossible社がImpossible Projectで初めて発売したカメラであるImpossible I-1を使用しました。

I-1カメラで最後に撮影したのが、およそ1年ほど前だったので、テスト撮影も兼ねており、使用フィルムは、一年以上前に期限切れ(2021年7月)になってしまったPolaroid Color i-Type FilmのMetallic Nights Editionを使用しました。

Impossible I-1カメラは、Impossible社の新しいポラロイドカメラとして、デザインされアプリと組み合わせることでマニュアル撮影など、さまざまな撮影モードを使用したり、撮影データをアプリに保存することができるようになりました。

これらの機能は、現在のPolaroid社(Impossible Projectがブランドを買収)が販売している最新のポラロイドカメラシリーズ(Polaroid Now+など)にも搭載、昇華されており、PolaroidのAppを使用してより直感的に操作・撮影ができるようになっています。

I-1カメラ、I-1 Appは実験的な意味合いもあったのか、UIは少々分かりずらく、カメラの操作も少々複雑で万人受けのカメラではないですが、撮影自体は非常に楽しめるモデルです。

カメラの細かい仕様などについては、別の記事に後日まとめたいと思います。

なおI-1カメラは既に終売となっているため、新品での購入となるとかなり高い値段もしくは、新古品をフリマアプリ等で購入することになるかと思います、、

私は、販売最終期にビックカメラで投げ売りになっていたのを購入しましたので約3千円程度で新品購入できました。(約3年ほど前ですが。)

少々変わったカメラではありますが、続いて作品をご紹介させていただきます。


撮影の結果

今回は、期限切れのi-Typeのカラーフィルム(Metallic Night Edition)を1本(8枚)撮影しました。期限切れのため色合いが少し淡くなってしまうことと、慣れないカメラでの撮影、知識不足であまり満足できない仕上がりもありましたが、ご覧いただけますと幸いです。

「下馬交差点のENEOS」

  • シャッタースピード:2秒
  • 絞り:f/14
  • EV: 7
  • フォーカス14.8ft~∞

鶴岡八幡宮の参道となる若宮大路にある下馬交差点、ここから先は馬の乗り入れが許されなかったのでこの地名になったそうです。

そんな由緒ある交差点の角にある、ガソリンスタンドを撮影しました。

周りの暗さとは対照的なガソリンスタンド内のロゴなどが白飛びしないように撮影しました。

レンズ内の反射により、光漏れのようなモヤが入ってしまいましたが、全体の露出は良かったと思います。


「街の台所 ニュー鎌万」

  • シャッタースピード:1/2秒
  • 絞り:f/14
  • EV: 9
  • フォーカス14.8ft~∞

下馬交差点から、八幡宮方向に数百メートル進んだところにあるスーパーマーケット。

夕飯の買い出しに来ているお客さんと、前を通り過ぎる人とのコントラストが良いと思います。


「江ノ電と私」

  • シャッタースピード:3秒
  • 絞り:f/14
  • EV: 6
  • フォーカス14.8ft~∞

メイン通りの若宮大路から狭い路地を入ると、住宅地を縫うように走る江ノ電(江ノ島電鉄線)の踏切にぶつかります。

夜間撮影の遅いシャッタースピードを活かして、セルフポートレートを撮影しました。

電車の姿は流れているので、非常に分かりにくいですが、こちらに写っているのは江ノ電で最古参(もしかしたら関東でも最古参級)の305号車。

現役で60年近く走り続けており、車内の床は板張りで油の独特な匂いで一気にタイムスリップします。


「ベンディングマシン」

  • シャッタースピード:15秒
  • 絞り:f/68
  • EV: 8
  • フォーカス14.8ft~∞

若宮大路から、鎌倉駅のロータリー方面に入る狭い路地の入り口にある自販機の雰囲気が良かったので、三脚をセットし撮影することに。

自販機の商品の並びを写しつつ、風景も切り取りたかったが、環境光が少なすぎため、狙い通りには撮影できず。

手前に通過したタクシーの光がぎりぎり写真の雰囲気を締めてくれています。


「コーヒースタンド」

  • シャッタースピード:4秒
  • 絞り:f/68
  • EV: 10
  • フォーカス14.8ft~∞

2022年12月に、新しくオープンしたignis Kamakura。東京・千駄木でスタートしたスペシャルティコーヒーのカフェで、発酵を活用したコーヒーの概念が変わるようなコーヒーを出してくれます。

コーヒースタンドとして、元煎餅屋のテナントで鎌倉に進出してきました。

店内の雰囲気が良いので、写るように計算し狙い通りに撮影ができ満足な一枚。


「迎春 小町」

  • シャッタースピード:4秒
  • 絞り:f/34
  • EV: 8
  • フォーカス14.8ft~∞

鎌倉観光といえば、鶴岡八幡宮へ行って、小町通りで食べ歩きは鉄板のプランではないでしょうか?

そんな小町通りも、夜になると静かな場所へと変貌を遂げます。

静かな小町通りと、お正月の鎌倉の混雑を想像する「迎春」の2文字がギャップを感じる一枚になりました。


「閉店時間」

  • シャッタースピード:4秒
  • 絞り:f/34
  • EV: 8
  • フォーカス14.8ft~∞

小町通りの一角にあった、アメリカンな雑貨を置いているお店。

飾られたネオンの雰囲気が良かったので三脚を設置したら閉店時間でシャッターのひとつが降りてしまった。

鎌倉・小町通り全体の中では少々異質な存在と感じたが、新しい発見でした。


「ガード下 江ノ電へ」

  • シャッタースピード:6秒
  • 絞り:f/68
  • EV: 10
  • フォーカス14.8ft~∞

小さなローカル線、江ノ電の入り口は華々しい東口とは反対の比較的静かな西口に存在しています。

JR横須賀線のホームの下を潜って、西口への通路が設置されているのですが、地方駅の雰囲気がよく出ているので撮影を試みました。

シャッターは6秒に設定していましたが、半分くらいの時間をカメラの前を人が歩いていたため、期待した露出が出来ず、狙ったよりも大分暗い写真となってしまいました。

シティスケーピングの難しさをあらためて感じた一枚です。


まとめ

いかがでしたでしょうか?

永らく愛されているPolaroidですが、Bluetooth接続でデジタルを取り入れることによって、より撮影の幅や、作品表現の幅が広がってきていると感じています。

フィルムの値上げも相次ぎ、なかなか苦しいアナログ写真の界隈ですが、ぜひ皆さんも夜ポラロイド、挑戦していただけると嬉しいです。

今後も時々、テーマを決めた撮影等で、このようなフォトウォークブログを書ければと思いますので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

何かI-1の機能や撮影方法などに関してご質問がございましたらお気軽にコメントなどしていただければと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

こちらのブログでは、ポラロイド関連のお役立ち記事や、ティップス、最新の情報等を投稿していきます!

是非楽しみにしていただけましたら、幸いです!

Bye!

#ポラロイド

#夜ポラロイド

#Polaroid

#NightPolaroid

Polaroid Go, How to, Polaroid, Polaroid Go film, Polaroid Camera, Photography, Analog Photo, Instant Photo, Instax, Instagram, Street photography, Old Camera, Film Camera, Single lens reflex camera, Frog Tongue, Box Camera, Film Shield

ポラロイドカメラ使い方、ポラロイド、ポラロイドゴー、Impossible I-1、使い方、ポラロイドカメラ、写真、写真生活

Leave a comment